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白無垢と色打掛、和装フォトウェディングにはどっちがおすすめ?

2024/10/15 2024/05/17
公開日:2024/10/15 最終更新日:2024/05/17
和装フォトウェディング

フォトウェディングに和装を選ぶ際、白無垢・色打掛の2つの選択肢があります。どちらも違った魅力があるため、悩ましい選択になることでしょう。そこで本記事では、白無垢と色打掛それぞれの魅力や選ぶ際のポイント、どっちにするか迷った際の決め手について解説します。自分たちに似合う和装で、雅なフォトウェディングを実現しましょう。

白無垢・色打掛それぞれの魅力

和装の中で、神聖かつ純真な雰囲気をもつ「白無垢」と、色鮮やかで豪華絢爛な印象を与える「色打掛」は、日本の伝統的な結婚式や特別な場面で着用される美しい衣装です。

白無垢の魅力

まず「白無垢」についてみていきましょう。その名の通り、全体が白で統一された和装であり、清廉さと特別感が漂います。白無垢は室町時代から花嫁の衣装として用いられ、嫁ぐ先の色に染まる純粋な気持ちを表現しています。

かつては武家や貴族の正礼装としての格式が高く、今も多くの人々の憧れの的です。白無垢には綿帽子や角隠しといった髪飾りが合わせられ、神前式や仏前式などの伝統的な結婚式で身に着けられます。

近年では、前撮りなどの場面で伝統的な和髪に加え、洋髪に生花やドライフラワーを組み合わせたりするアレンジも人気があります。

色打掛の魅力

一方「色打掛」は、鮮やかな色や豪華な柄が特徴の和装です。赤や金、黒、青、ピンクなど、多彩な色彩が金銀糸で刺繍され、華やかな印象を与えます。色打掛は室町時代から武家によって使われ始め、かつては白無垢よりも格下とされていましたが、現代では同じく格式高い正礼装として受け継がれています

色打掛を着ると、その後に白無垢に戻ることはできないというルールがあり、これは「嫁いだ先の色に染まり、婚家の人間になった」という意味合いが込められているのです。

色打掛には白無垢と異なり、綿帽子は合わせられませんが、角隠しやかんざし、花飾りなどで髪を飾ります。とくに、色打掛には和髪だけでなく洋髪にも合うヘアアレンジが素敵です。

白無垢・色打掛を選ぶ時のポイント

次に、白無垢と色打掛を選ぶ際のポイントについて考えてみましょう。

白無垢を選ぶ時のポイント

まず「白無垢」の選び方です。白無垢は基本的に白一色ですが、色味には微妙な違いがあります。たとえば、真っ白なものから生成りがかったものまであり、青みがかった「純白」は黒髪やブルベ肌の方に、黄みがかった「生成り」は茶髪やイエベ肌の方に似合いやすいとされています。

近年では、打掛の一部や裏地などに赤が取り入れられたカジュアルなデザインも人気です。部分的に色味がプラスされるため、厳かな雰囲気がありつつ、可愛らしさを演出します。個性を出したい方は、そんな差し色のある衣装を楽しんでみるのもよいでしょう。

色打掛を選ぶ際のポイント

次に「色打掛」の選び方です。色打掛は鮮やかな色彩や豪華な柄が特徴的であり、柄にもそれぞれ意味があります。柄を選ぶ際は、自身の好みや気に入った意味をもつ柄を選ぶことが重要です。

ただし、柄選びに迷った場合は以下のポイントを参考にするとよいでしょう。まず、柄のなかには吉祥文様や縁起物が描かれたものもあります。結婚式など特別な場で着る衣装として、縁起のよい柄を選ぶのもひとつの方法です。

また、季節やテーマに合わせた柄を選ぶこともポイントです。春や秋などの季節感を演出する柄や、和風や洋風のテーマに合った柄を選ぶことで、より雰囲気を楽しむことができます。

さらに、自身の体型や好みに合った柄を選ぶことも大切です。柄の大きさや配置が体型を際立たせることもありますので、自分に似合う柄を選ぶことでより美しい姿を演出できるでしょう。

白無垢・色打掛どちらにするか迷ったときの決め手

白無垢と色打掛、どちらを選ぶか迷ったときには、撮影場所や背景に合わせて選ぶという視点もひとつの方法です。まず、伝統的で厳かな雰囲気を求める場合、神社仏閣などの伝統的な場所での撮影では白無垢がぴったりです。

白無垢は古風かつ洗練された雰囲気を醸し出し、背景との調和も美しいものとなります。また、シンプルな背景の前での撮影でも、白無垢ならば古典的な雰囲気の演出ができます。

近年では、モノトーンの背景で照明を落として撮影する手法もクールな表情を引き出し、洗練された雰囲気を醸し出すでしょう。一方で、色打掛は自然の中や明るい場所での撮影に適しています。

色鮮やかな色彩が自然と調和し、明るく賑やかな雰囲気を演出してくれるでしょう。とくに、和傘や扇子などの小道具との相性もよく、華やかな雰囲気をより一層引き立てます。街中やスタジオで楽しげな写真を撮りたい場合にも、色打掛はおすすめです。

そのカジュアルさから緊張がほぐれ、自然体の姿を撮影することができます。同じ和装であっても、選んだ衣装によって醸し出される雰囲気や表情は全く異なります。撮影場所や希望する撮影イメージに合わせて、白無垢と色打掛のどちらがより美しく映えるかを考えてみてください。

まとめ

白無垢と色打掛、どちらを選ぶか迷ったときは、撮影場所や背景に合わせて選ぶことがポイントです。神社仏閣など伝統的な場所では白無垢がぴったりです。古風で清廉な雰囲気が演出され、モノトーンの背景にも調和します。一方、自然の中や明るい場所では色打掛が映えます。色彩豊かで華やかな雰囲気が自然と調和し、カジュアルな表情も楽しめます。どちらも異なる魅力をもち、選んだ衣装によって表情や雰囲気が大きく変わるものです。撮影イメージに合わせて、自分たちにぴったりの和装を選んで素敵なフォトウェディングを楽しんでください。

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